アレルギー科|しんどうキッズクリニック|京都市伏見区の小児科・アレルギー科

〒612-0088京都府京都市伏見区深草出羽屋敷町23-6 カナートモール伏見2F
075-646-6644
WEB予約 WEB問診 求人情報
ヘッダー画像

アレルギー科

アレルギー科|しんどうキッズクリニック|京都市伏見区の小児科・アレルギー科

アレルギー

アレルギー診療

アレルギーとは、「食べ物や花粉など通常は身体に無害な物を、敵と勘違いして、体に悪い影響を与える反応」のことを言います。

アレルギーの病気で代表的なものとして次のような病気があります。

  • 食物アレルギー
  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎
  • アトピー性皮膚炎
  • じんましん

必要があれば血液検査や皮膚テスト、食物負荷試験などアレルギー検査も行いますが、診断や治療には「お話を聞くこと(問診)」が非常に大事です。同じ病気でも、症状の強さや年齢、ライフスタイルは違いますので、お子さんやご家族に合うベストな管理方法を考えるようにします。

特に、次のようなことが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

  • ある特定の食べ物を食べたらすぐにブツブツ、かゆみ、嘔吐、咳などが出る
  • ぜーぜーを繰り返す、咳が長引く
  • 透明な鼻水、鼻づまり、くしゃみが出る
  • 長引く、または繰り返すガサガサ、ブツブツ、赤み、かゆみ
  • 蚊に刺されたような湿疹が出たりひいたりする
  • 兄弟、親戚が食べ物のアレルギーだったが、次の子はアレルギー検査をした方がよいか?

アレルギー診療

気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎が代表的な疾患です。正しい吸入の方法、軟膏の適切な塗り方を指導し、食物アレルギーの相談など行います。

当院での対応が難しいと判断される場合も、十分な診療が可能な医療機関へのご紹介および連携をとって対応いたしますので、ご相談ください。

食物アレルギー

本来は無害であるはずの食物に対して、過剰に反応してしまうことで食物アレルギーが起こります。0歳台が最も多いですが、年齢経過で自然軽快することが多く、適切な食物アレルギーの診断と、除去対応が必要です。

三大アレルゲンとして、卵、小麦、牛乳が挙げられますが、他にも大豆、ソバ、甲殻類、魚卵、ナッツ、ゴマなどがあります。症状は発疹(蕁麻疹)、呼吸困難、活気低下など、人によって症状が異なります。アレルギーは症状から診断することが重要であり、アレルギーが疑われる場合には食べた内容と症状などをご相談ください。

事前の相談も受け付けています。また、呼吸困難、繰り返す嘔吐、意識障害などの症状が出現した場合には緊急で病院を受診するようにしましょう。

アトピー性皮膚炎

原因はまだはっきりとわかってはいませんが、遺伝的・環境的な要因が絡み合って発症すると考えられています。正しい診断の上で、原因・悪化因子への対策、スキンケア、薬物治療にて治療を行っていきます。

まずは薬剤で皮膚症状を改善させ、その後に肌の状態を保つためのケアをしっかり続けていくことが大事になります。ステロイド薬の使用などは不安になられる場合もありますが、現在では世界の標準的な治療であり、状態によってはしっかりと薬剤治療を行うことが重要です。

その後に、皮膚のバリアを守るために保湿剤を継続使用するようにしましょう。炎症が改善した後もしっかりとスキンケアをすることで、肌の状態を長く保つことができます。特に乾燥する秋~冬は、たっぷり保湿をするようにしましょう。

最も重要なことは「治療を継続すること」です。毎日の外用・スキンケアは大変ですが、一緒に治療をしていきましょう。

気管支喘息

喘息は、咳や痰などの症状、ゼイゼイする呼吸(喘鳴)、息苦しさ、呼吸のしにくさなどの症状が特徴です。喘息が起きる原因は多岐にわたっており、遺伝的な素因と、環境要因が混在して発症します。アレルギー反応を起こす原因としては、ダニ、ホコリが多いです。

風邪、台風などによる気圧変化、タバコによる刺激、冷気なども喘息発作を増悪させます。診断のために検査を行うこともありますが、最も重要なのは咳が目立ったり、ゼイゼイしている時に小児科で診察を受けることです。

複数回喘鳴を繰り返す、診察でwheezes(喘息などに特徴的な聴診所見)を確認することが、最も正確な診断につながります。気管支喘息の治療は2種類あり、発作が起きた時に良くする治療と、発作が起きないように普段から行う治療に分けられます。

気管支喘息と診断された場合には、後者の普段から行う治療がとても重要になってきますが、まずはしっかりと診断・説明を受けることが重要になります。咳が長く続いている、運動時に息苦しさがある、ヒューヒュー、ゼイゼイするなどの症状がある場合にはご相談ください。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎/アレルギー性結膜炎は、スギ花粉などによって引き起こされる季節性アレルギー(花粉症)と、ダニやホコリによって引き起こされる通年性アレルギーに大別されますが、どちらも混在していることもしばしばあります。

また、花粉症と一括りに言っても、春はスギ、ヒノキ花粉、夏はイネ科、秋はブタクサなど、季節によって特徴的な花粉があります。複数の花粉にアレルギーがあるケースも珍しくありません。アレルギー性鼻炎/アレルギー性結膜炎の症状は、季節性・通年性いずれでも、鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、目の痒み、充血などです。

治療として、原因が除去できる場合には可能な限りで予防・除去を行い(こまめな掃除など)、抗ヒスタミン薬内服による治療を行います。お子さんの場合には、はっきとした診断をされずに長期に抗ヒスタミン薬を内服している場合がありますが、抗ヒスタミン薬は眠気などの副作用が出ることもあるため、可能な限り診断をしっかり行うようにしましょう。

また、当院では舌下免疫療法というアレルギー性鼻炎を治す治療も行っています。保険診療が可能なのがスギとダニの2種類のみになりますが、ご希望がある方はお気軽にお問い合わせください。

スギ花粉・ダニの舌下免疫療法(※現在スギ花粉の舌下免疫療法は行っておりません)

免疫療法は、症状に合わせた対症療法ではなく、根本的にダニやスギのアレルゲンに対してアレルギー症状を起こしにくくする、唯一の治療法です。舌下免疫療法はアレルギー患者さんでも症状を起こさないくらい微量の抗原エキスを舌の下に数分間保持して行う治療です。

副作用も少なく、毎日家庭で治療を行うことで、6、7割の方に症状の軽減を認めています。この治療は認可を受けた医師のみが実施できます。当院は5歳以上で治療を上手に行うことができそうであれば、実施可能です。治療をご希望の方はご相談ください。